QPU 命令その 2
量子ビットの交換
今までの QPU 命令と異なり、SWAP ゲートは 2 つの量子ビットに作用します。 SWAP ゲートはその名の通り、2 つの量子ビットを入れ替える効果を持ちます。 たとえば次の回路では、\(|0\rangle\) と \(|1\rangle\) を SWAP ゲートによって入れ替えます。
SWAP ゲートは 2 個 1 組で動作します。 当然ながら 1 個や 3 個の SWAP ゲートでは量子ビットの入れ替えは起こりません。 また、動作させるには同じ列に 2 個の SWAP ゲートを置く必要があります (簡単なクイズ: 次の無効な SWAP ゲートを動作させるにはどう動かせばよいでしょうか?)。
ワイヤのローカルな状態をブロッホ球上の点として表示する。
量子ビットの適用を条件付きにする。
接続されたゲートは、条件を満たした場合のみに適用される。
シンプルな重ね合わせ状態を作る。
量子ビットが ON か OFF かを測定する。
|1⟩ の状態に eiφ の位相を適用する。
デフォルトで φ = π/2。
X 軸を中心に π/2 回転させる。
X 軸を中心に角度 θ 回転させる。
デフォルトで θ = π/2。
Y 軸を中心に角度 θ 回転させる。
デフォルトで θ = π/2。
Z 軸を中心に角度 θ 回転させる。
デフォルトで θ = π/2。
|0⟩ 命令量子ビットの状態を |0⟩ にセット (リセット)。
|1⟩ 命令量子ビットの状態を |1⟩ にセット (リセット)。
量子ビットペア |0⟩ と |1⟩ を入れ替える。
X ゲートと Z ゲートの組み合わせの一種。
量子ビットが ON のとき位相を反転させる。